せこせこ株式デイトレードの日記

ここ3年ほどの株式売買での大敗を受け、今年からは、せこい株式売買を目指すことにしました。

もう株主優待株は買わない方がよい

テレビCMで野村證券が「株主優待のお得さ」を派手に宣伝したり、株主優待の本がそこらじゅうの出版社から発売されたり、株主優待の達人とテレビで取り上げられるようになっている。こうなったらお仕舞いだ。現実は、3000円程度のギフトカタログであり、大して魅了的なものなどない。私も前から株主優待だけをとりにいっていたが、最近では、権利取得後の株価の下落が大きすぎる。この夏も「魚喜」という株の株主優待をいつもの通り権利取得日に100株だけ購入した。株主優待の中身は「いくら」5000円分だった。株価も1000円だったので翌日50円程度下げてもいいかと思っていたら、何と権利取得日の翌日はストップ安、やっと860円程度で寄り付いた。失敗したと思ったが、しばらく持っていれば少し戻すだろうと思っていたが、翌日も下がって830円程度になり、さらに翌日には780円まで下げて、もうギブアップ。780円で売り抜けた。5000円の「いくら」のために何と22000円使ってしまった。でもさらに翌日からも落ち続け、何と710円位までまで下がった。今は少し戻し780円くらいになっている。この株は株主優待の新たな再開だけで500円の株価が1000円まで上がっていたのだ。権利取得後に大幅に下がるのは当たり前だった。株主優待だけで買われた株は他にもいっぱいある。権利取得後株価は下がるぞ!クロスをやっても3000円程度の優待では見合わないぞ!